[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;21553.22;+103.83TOPIX;1620.38;+3.18[後場の投資戦略] 前日の米国株の下落は織り込み済みだったとみられ、本日の東京市場では断続的な売り方の買い戻しが入ったようだ。
しかし、上値追いの動きは限定的で、前場の日経平均は上下の値幅が70円強にとどまった。
東証1部売買代金は1兆円を下回っている。
今夕からの米朝首脳会談に加え、英議会による欧州連合(EU)離脱方針の採決が控えるほか、翌28日には中国の2月製造業購買担当者景気指数(PMI)や米国の昨年10-12月期国内総生産(GDP)といった経済指標の発表が予定される。
これらの内容を見極めたいとの思惑から、後場は模様眺めムードが強まりそうだ。
主力株の買いが手控えられ、個人投資家の物色は引き続き中小型株へ向かっている。
マザーズ指数は8日続伸しており、アンジェス (T:4563)は利益確定売りが先行したものの、押し目買いが入り下げ渋っている。
バイオ株ではSOSEI (T:4565)などの上げが目立ち、個人投資家の物色意欲は依然旺盛のようだ。
(小林大純)