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楽天、曙ブレーキ、イオンなど

発行済 2019-04-08 15:38
更新済 2019-04-08 15:41
© Reuters.  楽天、曙ブレーキ、イオンなど
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(T:7238) 曙ブレーキ 152 +13急伸。

先週末に、再建計画案を固めたとの報じられ、再建に向けた進捗を評価する動きが先行。

欧米を中心に生産能力を縮小し、最大3工場の閉鎖を検討するほか、筆頭株主のトヨタ (T:7203)を除く大半の保有株を売却するもよう。

また、支援企業を5月末までに選定、200-300億円を増資するとされている。

同社は事業再生ADRを申請しており、今回の再建案は4月8日と6月11日の債権者会議で協議のもよう。

(T:8016) オンワードHD 637 +34急伸。

先週末に前2月期決算を発表。

営業益は44.6億円で前期比13.7%減、従来予想の41.5億円を上回る着地となった。

また、今2月期は55.2億円で同23.7%の大幅増益を見通す。

業績モメンタムの好転を評価する動きが優勢に。

さらに、発行済み株式数の2.17%に当たる300万株、21億円を上限とする自社株買いも発表、取得期間は4月10日から8月30日までで、需給面の下支え材料と捉えられる。

(T:3186) ネクステージ 1180 -18反落。

先週末に発表した第1四半期決算が朝方は買い材料視された。

営業益は13.4億円で前年同期比53.1%増、上半期計画の38.9%増、通期計画の30.0%増と比較して増益率は高く、順調なスタートと捉えられた。

ただ、連騰に対する警戒感などから次第に目先の利益を確保する動きが優勢になり、マイナスに転じた。

(T:8267) イオン 2164.0 -75.0大幅続落。

先週末に発表した業績予想の下方修正が嫌気されている。

前2月期通期営業利益は2400億円の従来予想から2120億円、前期比0.8%増に減額、四半期ベースでの増益が続いていたものの、12-2月期は営業減益に転じる格好に。

市場予想は会社計画未達であったものの、修正幅は想定以上と捉えられる。

SMなどを中心にして国内小売が苦戦したことが下振れの背景に。

(T:3391) ツルハHD 9090 -250大幅反落。

SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ格下げしている。

目標株価も17000円から9300円に引き下げ。

買収した子会社の収益改善などの実績からコストコントロールに優れると考えていたが、人件費増が顕著にみられており、M&Aのプラス面よりもマイナス面が表面化してきたとしている。

今後、株価が再評価されるには、販管費抑制の確認が必要と指摘している。

(T:7649) スギHD 5080 +235大幅反発。

先週末に前2月期の決算を発表している。

営業利益は258億円で前期比4.3%増益、先週に業績上振れ観測報道が伝わってはいるが、250億円程度の市場コンセンサスは上振れている。

9-11月期の減益に対して、12-2月期は前年同期比2ケタ増益に転じている。

今2月期も280億円で前期比8.5%増益の見通し、市場予想の255億円程度を上回る水準となっている。

(T:2815) アリアケ 6250 +380急伸。

ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価を7300円としている。

19年度を起点とした4年間の営業利益年平均成長率は7%と食品銘柄平均を上回ると予想しており、ここまでの株価下落は行き過ぎと考えているもよう。

安定的な利益成長銘柄の買いの好機と位置付けている。

19年度の決算ガイダンスで業績ボトムが確認できれば、悪材料が出尽くしとなる可能性もあるとしている。

(T:4755) 楽天 1090 +30大幅続伸で年初来高値を更新、一昨年12月以来の高値水準に。

特段新規の材料は観測されていないが、今週10日には、総務省が「5G」の実施に向けて大手携帯事業者に第1弾の電波を割り当てることから、期待感なども先行する展開のようだ。

また、米リフト上場後は出尽くし感も強まっていたが、上場後に売り優勢となっていたリフト株は先週末にかけて反発色を強めており、あらためて含み益の拡大も期待される形に。

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