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日産自、武田薬、三菱地所など

発行済 2019-05-15 16:10
更新済 2019-05-15 16:20
© Reuters.  日産自、武田薬、三菱地所など

(T:8802) 三菱地所 2033.0 +170.5急伸。

前日に19年3月期の決算を発表しているが、同時に発表した自社株買いがポジティブなインパクトにつながっている。

発行済み株式数の4.68%に当たる6500万株、1000億円を上限としており、取得期間は5月15日から来年3月31日までとしている。

市場の期待を上回るものであり、株主還元姿勢の改善を評価する動きが優勢に。

なお、前期営業利益はコンセンサスを100億円程度上回り、今期予想水準は市場の想定線と捉えられる。

(T:7201) 日産自 785.8 -54.4急落。

前日に19年3月期の決算を発表している。

営業利益は3182億円で前期比44.6%減益、4月の下方修正水準で着地している。

一方、20年3月期は2300億円で同27.7%の減益見通し。

4200億円程度の市場予想を大きく下回っている。

米欧の落ち込みによって販売台数が伸び悩む見通し。

前日の取引時間中に観測報道が伝わり、その後は売り優勢となったが、57円から40円への減配も発表されていることで、あらためて売り圧力が強まる形に。

(T:4502) 武田薬 3970 -337急落。

前日に19年3月期の決算を発表している。

実績値は4月後半のガイダンス通りで、営業利益は2050億円、前期比15.2%減益となった。

20年3月期は1930億円の赤字予想としているが、シャイアー買収に係る関連費用や企業結合会計の影響によるもの。

会社側で公表しているCore Earningsは8830億円で実質的には大幅増益を見込んでいる。

ただ、その水準自体は市場予想を100億円近く下回っているようだ。

(T:8252) 丸井G 2280 +171急反発。

前日に19年3月期の決算を発表、営業利益は412億円で前期比13.2%増益となり、会社計画線上で着地している。

一方、20年3月期は455億円で同10.5%増益の見通し、流動化譲渡益などを計画しているが、ほぼ市場コンセンサス水準となっている。

連続2ケタ増益見通しと堅調な業績推移に加えて、発行済み株式数の1.79%に当たる390万株、70億円を上限とする自社株買いを発表していることもポジティブ視される。

(T:5304) SECカーボン 9300 +1500ストップ高買い気配。

前日に19年3月期の決算を発表、営業利益は169億円で前期比16倍の水準となり、従来予想の153億円を上回った。

黒鉛電極の販売価格上昇などにより、大幅増収となったことが背景に。

20年3月期も198億円で同17.0%増と2ケタ増益を見込んでいる。

先に東海カーボン (T:5301)が業績予想の下方修正を発表、同社の今期業績に対する警戒感にもつながっていたため、2ケタ増益見通しを受けて安心感が強まる状況となっている。

(T:6723) ルネサス 600 +61急騰。

前日に第1四半期の決算を発表している。

売上高はガイダンスレンジの下限、Non-GAAPベースでの営業利益は72億円でガイダンス並みの着地となった。

第2四半期累計の会社見通しは、Non-GAAPベースで売上高が3353-3433億円、営業利益率が7.4%としている。

4-6月期は前四半期比で大幅増益見通しとなっており、業績のボトムアウトを意識する展開になっている。

(T:3679) じげん 644 +100ストップ高。

前日に19年3月期の決算を発表、営業利益は40.8億円で前期比22.7%増益となり、創業以来12期連続での増収増益を達成している。

20年3月期も47.5億円で同16.5%増益予想、連続2ケタ増収増益を見込んでいる。

年間配当金も前期の2円から3円に引き上げる計画。

人材、不動産、生活の各領域で2ケタの売上成長を見込み、先行費用の増加などを吸収する見通し。

安定した高成長を評価する動きが優勢になっている。

(T:6879) イマジカG 650 +100ストップ高。

前日に19年3月期の決算を発表、営業利益は13日に上方修正した水準で着地、9.3億円で前期比61.8%減益となった。

一方、20年3月期は16.8億円で同81.0%増と急回復の見通し。

想定以上の回復見通しにサプライズも先行している。

固定資産売却益の計上もあり、最終損益も前期20.1億円の赤字から18億円の黒字予想に急回復へ。

4月高値からは大きく調整しており、格好の押し目買い材料となっている。

(T:2170) LINK&M 594 -150ストップ安。

前日に発表した第1四半期決算が嫌気されている。

営業利益は4.2億円で前年同期比50.7%減益、これまで高い収益成長が続いていたほか、通期では前期比17.6%増と2ケタ増益見通しであり、成長鈍化への懸念が先行しているもよう。

モチベーションクラウドの販売に注力したことで、コンサル・アウトソース事業の売上が減少したほか、販促費の増加などが響くこととなった。

なお、会社側の計画4億円はやや上回っているもよう。

(T:3397) トリドール 1869 -470急落。

前日に19年3月期の決算を発表、営業利益は23億円で前期比69.8%減益となり、従来予想の47.1億円を大幅に下回った。

主力の丸亀製麺の収益減少に加えて、国内や海外店舗の減損損失計上などが大きく響いた。

20年3月期は54.6億円で同2.4倍と急回復の見通しであるが、前期の減損36.3億円を考慮すると、実質的には回復は鈍いと受け止められている。

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