ダイキアクシス (T:4245)は24日、連結子会社のシルフィードの増資を実施するとともに、資本金額の減少及び剰余金の処分を発表。
また、これまでに同社が建設を開始した太陽光発電による売電事業に係る固定資産をシルフィードに譲渡することを決定したと発表した。
グループの風力発電および太陽光発電設備の管理をシルフィードに集約することで、業務効率化を図る狙い。
増資については、シルフィードが固定資産譲受資金に充当することを目的とし、ダイキアクシスとしこくエネルギー投資事業有限責任組合を割当先とする第三者割当増資を実施する。
同社による払込金額の総額は20億円。
しこくエネルギーにはA種優先株式800株を割当、調達金額の総額は20億円としている。
いずれも6月28日の払込を予定している。
増資により資本金は一旦21.25億円となるが、資本金額の減少を行い、資本金1億円とする。
発行済株式総数の変更は行わない。
資本減少額は全額その他資本剰余金に一旦振り替えたのち、一部を繰り越し利益剰余金に振り替える。
シルフィードは5.79億円の繰越利益剰余金の欠損額を計上しており、これを解消する。