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ODK Research Memo(8):年10円の安定配当を堅持

発行済 2019-06-17 15:58
更新済 2019-06-17 16:01
© Reuters.  ODK Research Memo(8):年10円の安定配当を堅持
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■株主還元策ODKソリューションズ (T:3839)は、株主還元策として配当を実施しており、中期経営計画の具体的数値目標の1つに「年10円の安定配当を堅持する」としている。

直近の5年間の配当推移を見ても、業績の好不調を問わず一貫して年10円の配当を継続していることがわかる。

同社が推進する事業と同様に、投資家に対しても信頼性を持って、長期的・安定的な関係を構築しようとする姿勢が表れているものと考える。

■情報セキュリティについて同社は情報処理システムのアウトソーシングを基幹業務として、顧客の重要な機密情報を大量に保管・処理しており、厳格な管理が求められる。

同社では、情報漏洩等のIT事故を未然に防止するため、ハードや技術面だけでなく、独自に「情報セキュリティ基本方針」及び「個人情報保護方針」を定め、管理体制の構築、施策の実施並びに維持・継続改善等、組織的な運用を含めたセキュリティ・マネジメントシステムに取組んでいる。

2001年10月には『プライバシーマーク認証』、2003年2月には情報セキュリティ・マネジメントシステムの国際認証規格制度である『ISO/IEC27001(通称:ISMS※)認証』を取得し、情報の取扱いの信頼性や安全性を担保。

個人情報の適切な取扱いについては、『プライバシーマーク制度貢献事業者』として、一般社団法人日本情報経済社会推進協会より表彰される等、管理体制の整備に継続的に取組んでいる。

※ISMS(Information Security Management System)は、情報資産を様々な脅威から守り、リスクを軽減させるための総合的な情報セキュリティ・マネジメントシステム。

ISMSには国際・国内規格(ISO/IEC27001/JIS Q 27001) があり、この基準を満たし、認証を取得することを一般的に「ISMS取得」と呼んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)

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