19日のマザーズ指数は3日ぶりの反発となった。
18日の米国株式市場で、米中首脳会談の開催意向が示されたことで主要3指数が揃って続伸し、朝方のマザーズ市場にも買いが先行した。
寄り付き後に、本日マザーズ市場へと上場した注目ユニコーン銘柄であるSansan (T:4443)が堅調な出足となった流れから、指数寄与に影響しない同社へと向かったことで、マザーズ指数は一時上げ幅を縮小する場面もあった。
その後は、Sansanが上げ幅を拡大するなか、個人投資家のセンチメント改善に繋がり、マザーズ銘柄全般に対する買い戻しの動きも目立つようになった。
なお、売買代金は概算で1200.79億円。
騰落数は、値上がり191銘柄、値下がり85銘柄、変わらず8銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、レアジョブ (T:6096)が18%高となったほか、ソーシャルワイヤー (T:3929)やアイ・ピー・エス (T:4390)がストップ高水準まで買い進まれた。
売買代金上位では、HEROZ (T:4382)、オンコリス (T:4588)、PKSHA (T:3993)、モルフォ (T:3653)、ロゼッタ (T:6182)が上昇した一方で、そーせい (T:4565)、チームスピリット (T:4397)、Kudan (T:4425)、メドピア (T:6095)は下落した。
なお、前述したSansanの初値は公開価格を5.8%上回る4760円となり、初値形成時の出来高は167万5600株だった。