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クオールHD Research Memo(2):1992年の設立以来M&Aの積極的な活用で成長

発行済 2019-06-25 15:52
更新済 2019-06-25 16:21
© Reuters.  クオールHD Research Memo(2):1992年の設立以来M&Aの積極的な活用で成長
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■会社概要1. 沿革クオールホールディングス (T:3034)の創業は1992年、現代表取締役会長の中村勝(なかむらまさる)氏によりクオール(株)が設立されたことに始まる。

1993年に日本橋兜町に調剤薬局第1号店を開設以来、自社出店に加えてM&Aを積極的に活用して調剤薬局店舗網の拡大を進めてきた。

その傍ら、関連事業・周辺事業への進出も図り、2003年にはフェーズオン(株)を設立して治験関連事業に進出したほか、2008年には労働者派遣・紹介事業を開始した。

その後同社は保険薬局事業とBPO事業の2つの事業セグメントに事業を整理し、経営の効率化と業容の拡大を図ってきたが、さらに、2018年10月1日付で持株会社体制へと移行した。

同社本体は純粋持株会社としてクオールホールディングス株式会社に社名を変更し、コーポレートガバナンスの充実やグループの中長期成長戦略の策定、グループ全体の統率などに取り組んでいる。

2つの事業セグメントは、それぞれ中核となる事業会社が担っている。

保険薬局事業は持株会社化に伴い、新たにクオール(株)を設立し、同社へ保険薬局事業を継承した。

クオールは過去にM&Aで取得した調剤薬局子会社(同社本体から見れば孫会社)とともに800近い保険薬局を運営している。

BPO事業を担うのはアポプラスステーション(株)で、これは持株会社へ移行する前と同じだ事業セグメント別の収益の構成比を見ると、2019年3月期通期ベースでは、売上高は保険薬局事業92%、BPO事業8%、営業利益は保険薬局事業82%、BPO事業18%となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

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