19日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり220銘柄、値下がり5銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は4日ぶり大幅反発。
347.99円高の21394.23円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えている。
18日の米株式市場でNYダウは3ドル高と3日ぶりに小幅反発した。
動画配信大手ネットフリックスの決算が嫌気され、ハイテク株を中心に売りが先行。
しかしNY連銀のウィリアムズ総裁が講演で「経済悪化の兆候を確認した場合、連邦準備制度理事会(FRB)は迅速に行動すべき」などと利下げに積極的な姿勢を示し、株価は下げ渋った。
前日に422円安と令和最大の下げ幅を見せた日経平均も、米国株の底堅い動きを受けて本日は100円高からスタート。
台湾積体電路製造(TSMC)が業績の先行きに前向きな見方を示したことから、東京市場でも半導体関連株を中心に買いが入り、寄り付き後の日経平均は上げ幅を広げる展開となった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の9割強と全面高になっている。
値上がり寄与トップは、ソフトバンクG (T:9984)、同2位は東京エレクトロン (T:8035)となり、2銘柄で指数を約52円分押し上げたほか、ファナック (T:6954)、アドバンテ (T:6857)、信越化学 (T:4063)などがそれに続いた。
前日に台湾TSMCが決算を発表し、4-6月期純利益は減益となったものの市場予想を上回り、7-9月期売上見通しも市場予想を上回っている。
想定以上の下期強気見通しを受けて、米国市場でもアプライドマテリアルズなど半導体関連株が上昇、国内でも設備投資動向に影響を受けやすい東京エレクなどの半導体関連の上昇が目立っている。
値下がりした5銘柄は、ファーストリテ (T:9983)、DeNA (T:2432)、日本郵政 (T:6178)、昭和電工 (T:4004)、OKI (T:6703)となった。
*11:30現在日経平均株価 21394.23(+347.99)値上がり銘柄数 220(寄与度+384.75)値下がり銘柄数 5(寄与度-36.76)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9984) ソフトバンクG 5084 137 +30.18 (T:8035) 東エレク 17100 600 +22.03 (T:6954) ファナック 18865 415 +15.24 (T:6857) アドバンテ 3205 180 +13.22 (T:4063) 信越化 9908 323 +11.86 (T:6367) ダイキン 14070 245 +9.00 (T:6098) リクルートHD 3529 81 +8.92 (T:4543) テルモ 3134 59 +8.66 (T:6762) TDK 8140 200 +7.34 (T:4519) 中外薬 7270 180 +6.61 (T:4503) アステラス薬 1553.5 36 +6.61 (T:6971) 京セラ 6959 89 +6.54 (T:8028) ユニファミマ 2525 44 +6.46 (T:9433) KDDI 2888 28.5 +6.28 (T:4568) 第一三共 6416 161 +5.91 (T:2801) キッコーマン 4940 160 +5.87 (T:4452) 花王 8234 155 +5.69 (T:9735) セコム 8738 153 +5.62 (T:7733) オリンパス 1200 36 +5.29 (T:6506) 安川電 3575 140 +5.14○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 67690 -990 -36.35 (T:2432) DeNA 2140 -18 -0.20 (T:6178) 日本郵政 1106 -5 -0.18 (T:4004) 昭電工 2922 -4 -0.01 (T:6703) OKI 1360 -3 -0.01