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コーセー、TDK、武田薬など

発行済 2019-08-01 16:14
更新済 2019-08-01 16:21
© Reuters.  コーセー、TDK、武田薬など
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(T:8604) 野村 374.6 +31.0急反発。

前日発表の第1四半期決算が好感される。

純利益は558億円で前年同期比10.7倍、通期市場コンセンサス水準の過半に達した。

ホールセール部門が大幅に回復、米国などでFICC収益が好調だった。

投信販売手数料など営業部門も順調に拡大した。

足元の株価推移から決算期待は高まっていなかったとみられ、見直しの動きに。

なお、JPモルガン証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「ニュートラル」に格上げ。

(T:6762) TDK 9130 +660急伸。

前日に第1四半期決算を発表、営業利益は前年同期比1.7%減の250億円で、210億円程度であった市場予想を大幅に上回っている。

スマホやタブレット、ノートPC向けにリチウムポリマー電池が好調、全体の下支え役となったもよう。

7-9月期ガイダンスも各セグメントで前四半期比順調な拡大を見込んでいる。

MLCCも車載向けに第2四半期以降の回復を見込んでいるようだ。

(T:8306) 三菱UFJ 539.1 +14.9反発。

前日に第1四半期決算を発表、純利益は3911億円で前年同期比24.1%増益、通期計画に対する進捗率は43%の高水準となっている。

比較的プラスの特殊要因が重なったとみられているが、高い進捗率を映して第2四半期での株主還元策などに対する期待は高まっているようだ。

なお、米FOMCではFRB議長がややタカ派的な発言を行っており、米長期金利が上昇に転じていることも、メガバンクには支援となっている。

(T:4452) 花王 7709 -270大幅続落。

前日に上半期の決算を発表している。

営業利益は864億円で前年同期比4.8%減益、先週末の観測報道の水準を30億円程度下回っている。

天候不順の影響によるスキンケアの販売伸び悩みで、会社想定も下回ったもようだ。

通期計画2250億円、前期比8.3%増は据え置いているが、消費増税前の駆け込み需要などを見込んでも、達成へのハードルは高まっているとの見方に。

(T:6981) 村田製 4889 +46反発。

前日に第1四半期決算を発表している。

営業利益は626億円で前年同期比29.9%増益、市場予想は100億円近く上回る水準になった。

一過性利益が80億円程度計上されているものの、会社側の上半期計画1155億円は超過達成の可能性が高まっている。

通信モジュールの収益性改善などが奏効した。

MLCCの売上高は1年ぶりにプラス転換、7-9月期は一段の稼働率上昇を見込んでいる。

(T:4502) 武田薬 3904.0 +269.0急伸。

前日に第1四半期決算を発表、コア営業利益は2830億円で前年同期比2.4倍となり、通期のコア営業利益計画は従来の8830億円から9100億円に増額修正している。

エンティビオのグローバル販売とベルケイドの米国販売が好調に推移したほか、統合によるコストシナジーや経費削減の順調な進展が収益率の向上につながった。

さらなる上振れ期待なども高まる形になっているようだ。

(T:6701) NEC 4695 +215大幅反発。

前日に発表の第1四半期決算が好感される。

調整後営業利益は76億円で前年同期の赤字から159億円の改善、会社計画も50億円程度上振れているもよう。

構造改革効果の顕在化が大きく寄与している。

また、国内ITサービスを始め、主要部門の受注高も総じて拡大基調となっており、通期業績の上振れ形態などは一段と高まる方向にも。

(T:4922) コーセー 17050 -1560急落。

前日に第1四半期決算を発表、営業益は133億円で前年同期比24.2%減、市場予想を50億円程度下振れた。

アジア売上は増加したものの、インバウンド低調などで国内が想定外に不調だった。

マーケティングコストの増加なども利益を圧迫している。

通期計画は前期比3.0%増と増益計画であり、下振れへの懸念が強まる形に。

インバウンド関連の中心格として、同事業の想定外の悪化にはネガティブなインパクトが強い。

(T:9064) ヤマトHD 1973.0 -170.5急落。

前日に第1四半期決算を発表、営業損益は61億円の赤字で前年同期比157億円の悪化。

2四半期連続での赤字となった。

ドライバーなどの人件費増加によるデリバリー事業の大幅な悪化が響く形に。

値上げにより販売単価は上昇しているが、顧客離れの影響で取扱個数が伸び悩んでいる。

6-7月も取扱個数の低迷が続いているもよう。

通期予想は経常利益以下を下方修正で営業益は据え置きだが、下振れ懸念は強まる方向に。

(T:9505) 北陸電力 701 -81急落。

前日に第1四半期決算を発表、経常益は56.5億円で前年同期比39.5%減、市場予想を60億円程度下回った。

水力発電の減少や修繕費の増加などが背景。

新たに公表した通期予想は200億円で前期比3倍の水準だが、七尾大田火力2号機の運転停止見通しなどもあり、市場予想を60億円程度下振れる。

関西電 (T:9503)の好決算などから、電力各社には底堅い決算も期待されていたが、想定比下振れ決算に失望感も。

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