本日のマザーズ指数は大幅続落となった。
米株安や為替の円高推移などが重しとなり、日経平均は大幅安で取引を開始。
マザーズ指数も同様の流れから、売りが先行。
その後人民元相場やアジア株の弱さなども警戒感を高める要因となるなか、日経平均が一段安となると、マザーズ指数も引きずられる格好で下げ幅を拡大し、6月安値水準にまで接近。
大引けにかけてはやや下げ幅を縮めたものの、終日弱い値動きとなった。
なお、マザーズ指数は大幅続落、売買代金は概算で1161.24億円。
騰落数は、値上がり40銘柄、値下がり249銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別では、そーせい (T:4565)がマザーズ売買代金トップにランクイン。
武田薬品工業と複数ターゲットを対象にした研究開発・製品化に関する戦略的提携契約を締結したと発表し、株価は前場に急伸。
また、前期実績及び今期の好調な見通しが好感された手間いらず (T:2477)なども終日強い値動き。
その他、オンコリス (T:4588)、バンクオブイノベ (T:4393)、ブシロード (T:7803)が買われた。
一方、LTS (T:6560)は19年12月期の第2四半期決算を受けて業績期待が剥落、リンクバル (T:6046)も19年9月期の売上高見通しを従来の33.47億円から27.20億円に引き下げたことが嫌気されどちらもストップ安。
サンバイオ (T:4592)はスズケン (T:9987)と再生細胞薬の流通(商流)に関する基本契約締結及び患者サポートシステムに関する共同開発について発表し、後場に一時急伸しプラス圏を回復したものの結局は5%安で終えている。
その他、14%安となったGNI (T:2160)を筆頭に、HEROZ (T:4382)、Kudan (T:4425)、ユナイテッド (T:2497)などが売られた。