14日のマザーズ指数は3日ぶりの反発となった。
前日の米国株式市場では、通商代表部(USTR)が中国からの輸入品3000億ドル相当への追加関税措置について、一部製品の発動を12月に延期すると発表したことで、主要3指数は揃って3日ぶりに反発。
米中貿易摩擦への過度な警戒感がいったん後退した流れに加え、為替市場の円安進行も相まって、本日のマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。
その後は、好業績銘柄に対する物色はみられたものの、後場にかけての円安一服などを背景にマザーズ指数の上値は重かった。
また、決算後に急落したオイシックス (T:3182)やさえない推移のそーせい (T:4565)なども重しとなったようだ。
なお、売買代金は概算で944.11億円。
騰落数は、値上がり142銘柄、値下がり137銘柄、変わらず15銘柄となった。
値上がり上位銘柄では、業績面から関心の向かっているグローバルウェイ (T:3936)のほか、イノベーション (T:3970)やイオレ (T:2334)がストップ高となった。
売買代金上位では、メルカリ (T:4385)やミクシィ (T:2121)といった時価総額の大きい銘柄が揃って5%高になり、前日の決算が好感されたラクス (T:3923)、ベルトラ (T:7048)、アプリックス (T:3727)などが急伸。
そのほか、Kudan (T:4425)やGNI (T:2160)が上昇。
一方で、バンクオブイノベがストップ安になったほか、そーせい、UUUM (T:3990)、インパクトホールディングス (T:6067)は軟調であった。