■E・Jホールディングス (T:2153)の第4次中期経営計画1. 基本方針2018年5月期からスタートした4ヶ年の中期経営計画「E・Jグローカルチャレンジ2020」では、グループビジョンである「持続的成長と企業価値向上を追い続けるわが国第一級のインフラ・ソリューション・コンサルタントグループ」として活躍するための盤石な経営基盤を構築する期間と位置付けている。
また、「強靭で持続可能な社会の実現」に向け、SDGs(持続可能な開発目標)※の達成に貢献していくことも掲げている。
※SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標を指す。
持続可能な世界を実現するための17のゴール、169のターゲットから構成されている。
(1) 主力事業の深化及び新規事業の強化主力事業におけるソリューション・サービスのブランド化を図り、総合建設コンサルタントとして業界のリーディングカンパニーを目指す。
また、周辺領域における新規事業を強化し、育成に取り組んでいく。
(2) グローバル化の推進による事業量拡大海外対応エンジニアの増員と人材育成を推進していくほか、海外拠点の増設及び現地企業や大学とのアライアンス推進による受注拡大を図る。
(3) 環境の変化に即応する経営基盤整備の推進プロセス・イノベーション(営業プロセス、生産プロセス改革)による業務効率化の推進、プロダクトイノベーション(ITの活用による生産基盤の改革)による高品質化と生産性向上の実現、ワークライフ・バランスと「働き方改革」の推進による社員の活力向上などに取り組んでいく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)