[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;20800.29;+151.15TOPIX;1516.01;+9.20[寄り付き概況] 5日の日経平均は前日比151.15円高の20800.29円と大幅に続伸で取引を開始した。
4日の米国株式相場は上昇。
香港政府が大規模な抗議活動の発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回を表明したほか、英議会では「合意なき離脱」が回避されるとの期待も広がったことを背景に、NYダウなど米主要3指数は揃って反発。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の20815円。
円相場は1ドル106円40銭台と前日日中比で円安・ドル高方向に振れている。
この流れから日経平均は大幅に続伸で寄り付く形となった。
その後も値がさハイテク株中心に上げ幅を拡大し、日経平均の上げ幅は直後に200円を超えた。
業種別では、その他製品を除き、海運業、石油・石炭製品、非鉄金属、電気機器、鉱業などを筆頭にほぼ全業種がプラスで推移している。
売買代金上位では、日経平均に新規採用されることが明らかになったエムスリー (T:2413)の上昇が目立つほか、太陽誘電 (T:6976)、日立 (T:6501)、東京エレクトロン (T:8035)、信越化 (T:4063)、村田製作所 (T:6981)、ヤフー (T:4689)、NEC (T:6701)などがプラスで推移。
一方、カカクコム (T:2371)の下落が目立つほか、ZOZO (T:3092)、任天堂 (T:7974)などがさえない動きとなっている。