アーバネット Research Memo(6):2020年6月期も引き続き増収増益を見込む

発行済 2019-09-10 15:06
更新済 2019-09-10 15:20
© Reuters.  アーバネット Research Memo(6):2020年6月期も引き続き増収増益を見込む
3242
-

■業績見通し2020年6月期の通期業績についてアーバネットコーポレーション (T:3242)は、売上高を前期比6.5%増の21,380百万円、営業利益を同10.8%増の2,380百万円、経常利益を同9.2%増の2,090百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同10.7%増の1,450百万円と引き続き増収増益を見込んでいる。

自社開発の投資用マンション等の販売戸数は734戸(前期比63戸増)※を計画。

また、利益面でも、増収効果に加えて、販売効率の高い1棟一括直接販売の寄与(投資用マンション5棟351戸を計画)などにより増益を実現するとともに、営業利益率は11.1%(前期は10.7%)に改善する見通しとなっている。

※投資用ワンルームマンション731戸、その他(店舗)3戸。

弊社でも、計画の前提となる販売戸数734戸のうち、ほとんどが既に契約済みとなっていることから、業績予想の達成は可能であるとみている。

注目すべきは、2021年6月期以降の業績見通しとその前提となる用地仕入れの状況となるだろう。

現時点で880戸分の開発用地を契約済であり、しばらくは一定水準の業績を維持するものと想定されるが、トレンドの変化やそのタイミングなどをどのように捉え、いかに対応していくのか、その動向を見守る必要がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2025 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます