11日のマザーズ指数は大幅反発となった。
10日の米国株式市場では、米中協議進展への期待感と12日の欧州中央銀行(ECB)理事会を前にした持ち高調整の売りが交錯し、主要3指数はまちまちの展開。
一方で、米長期金利上昇に伴って為替市場で1ドル=107円台半ばへと円安が進んだことにより、朝方のマザーズ市場は底堅いスタートになった。
その後も、日経平均が後場に一段高となるなか、時価総額の大きいマザーズ市場の主力級銘柄も揃って値を上げた。
なお、売買代金は概算で633.11億円。
騰落数は、値上がり185銘柄、値下がり99銘柄、変わらず7銘柄となった。
値上がり上位銘柄では、sMedio (T:3913)やリアルワールド (T:3691)がストップ高水準まで買い進まれたほか、MTG (T:7806)やエディア (T:3935)なども大幅高になった。
売買代金上位では、バンクオブイノベ (T:4393)、メルカリ (T:4385)、そーせい (T:4565)、サンバイオ (T:4592)、アンジェス (T:4563)、ミクシィ (T:2121)、UUUM (T:3990)、Sansan (T:4443)が上昇した。
一方で、コンセンサスを下回る決算発表を受けた失望売りが優勢であったHEROZ (T:4382)が15%安になったほか、チームスピリット (T:4397)やブシロード (T:7803)、マネーフォワード (T:3994)は軟調であった。