[クアラルンプール 6日 ロイター] - マレーシアの国営エネルギー会社ペトロナス (PETR.UL)は6日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコから新規株式公開(IPO)への参加を打診されたことを明らかにした。
両社の関係強化につながる可能性がある。
関係筋によると、サウジアラビア政府は12月11日にアラムコの国内上場を計画している。国内で公開される株式は2%。
ペトロナスとアラムコは、マレーシア南部で270億ドル規模の製油・石油化学事業を共同で進めており、近く商業生産が始まる。
ペトロナスはロイターに「サウジアラムコの代表から最近、IPOへの参加を打診された」とし「この件については、現時点でこれ以上のコメントはしない」と述べた。