[フランクフルト 27日 ロイター] - ドイツ銀行 (DE:)は、戦略上必要性の薄れた資産500億ドルを米金融大手ゴールドマン・サックス (N:)に売却した。事情に詳しい3人の関係者が27日明らかにした。
この資産は新興国債券に関連したもので、ドイツ銀の不要資産を管理している「キャピタル・リリース・ユニット(CRU)」と呼ばれる受け皿機関に属していた。
ドイツ銀はこれまでに、事業見直しの一環としてCRUに多額の資産を移管。第3・四半期末時点では1770億ユーロ(1950億ドル)のレバレッジ・エクスポージャーを抱えており、年内にこれを1190億ユーロまで圧縮することを目指している。