[20日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)がビジネス対話アプリを手掛ける米スラック・テクノロジーズなど新興企業のニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場を調査している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として20日報じた。
報道によると、SECは世界最大のヘッジファンドの1つであるシタデル・セキュリティーズと少なくとも他の1社に対し、上場初日に送信される電子メールなどについて尋ねているという。
NYSEの広報担当は声明で、企業の上場支援において透明性や公正なアクセスなどを重視しているとした。
SECの広報担当はコメントを控えた。スラックとシタデルは現時点でコメント要請に応じていない。
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