[6日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーター (N:F)は6日、第4・四半期の自動車販売台数が1.3%減少したと発表した。スポーツ用多目的車(SUV)やピックアップトラックの売れ行きは安定していたが、乗用車に対する低調な需要が響いた。
年末商戦中の値引きや金利低下を受け、第4・四半期のピックアップトラック販売台数は33万0075台と、前年同期の28万4859台から増加。ただ乗用車が41%減の6万3400台となり、全体の販売台数は60万1862台と、前年同期の60万9693台から減少した。
フォードの2019年のフルサイズのピックアップトラック販売台数は89万6526台と米ゼネラル・モーターズ(GM) (N:GM)の80万2962台を上回った。
フォードの発表により、米自動車メーカーの19年の販売台数が出揃った。19年の米乗用車・小型トラック販売台数は合計で18年比約1%減となったが、5年連続で1700万台を上回った。
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