本日のマザーズ指数は6日続落となった。
28日の米株式市場で、前の日の大幅下落の反動から買いが優勢になり、主要3指数は揃って反発。
為替市場も前日からやや円安方向に振れるなか、本日のマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。
しかし、引き続き新型肺炎拡大懸念は市場に根強く残るなか、自律反発の域を出なかったことから、マザーズ指数はマイナスに転じた。
物色としても、指数インパクトの大きいバイオ株による下落のほか、総じて主力株による資金の逃げ足の速さが意識された。
なお、マザーズ指数は6日続落、売買代金は概算で758.95億円。
騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり237銘柄、変わらず9銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、決算発表が嫌気されたアズーム (T:3496)が14%安になったほか、BUYSELL (T:7685)、サーバーワークス (T:4434)、HPCシステムズ (T:6597)もそれに続いて大幅安に。
売買代金上位銘柄では、サンバイオ (T:4592)、JTOWER (T:4485)、UUUM、メルカリ (T:4385)、ロゼッタ (T:6182)、そーせい (T:4565)、GNI (T:2160)、JIA (T:7172)が下落。
一方で、前日に決算で売られた弁護士ドットコム (T:6027)が本日は7%高、中堅証券による新規カバレッジ開始を受けたブシロード (T:7803)が4%高になったほか、マクアケ (T:4479)、JMDC (T:4483)などは上昇した。