40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

日経平均は反落、新型肺炎への懸念継続 上海株の下げ渋りは支え

発行済 2020-02-03 15:54
更新済 2020-02-03 15:56
日経平均は反落、新型肺炎への懸念継続 上海株の下げ渋りは支え

[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落。引き続き新型肺炎の感染拡大の影響が懸念されている。前週末から急速に円高が進んだことも嫌気され、朝方に一時400円を超す下げとなった。その後、春節休暇明けで取引を再開した上海株式市場が大幅安後に徐々に戻したことを受け、日経平均も下げ渋った。午後は日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑も下支えとなった。

市場からは「きょうは上海株が寄り付いた後に戻したのが大きかった。中国人民銀行が資金供給や金利引き下げによって新型肺炎による悪影響を緩和する姿勢を示したことも材料になった」(国内証券)との声が聞かれた。

新型肺炎の感染拡大による実体経済の下振れリスクに対する指摘も出ているが、市場では「中国も他の国も景気下支えに向けて金融政策や財政政策で手を打ってくるだろう。実際の危機よりも経済対策が大きくなると想定すれば、株式市場にとっては長期的にプラスとなる」(いちよしアセットマネジメントの上席執行役員、秋野充成氏)との見方もあった。

TOPIXも反落した。東証33業種では電気・ガスを除く32業種が値下がり。海運、証券、非鉄金属、その他金融、空運などが値下がり率上位となった。ANAホールディングス (T:9202)は連日の昨年来安値更新。新型肺炎の感染拡大を懸念した旅客需要の減少が警戒されている。

そのほか個別銘柄では、日本エアーテック (T:6291)がストップ安比例配分となり東証1部で値下がり率トップ。東証2部ではマナック (T:4364)、アゼアス (T:3161)、川本産業 (T:3604)などもストップ安比例配分となった。タイの医師団が2日、新型肺炎の治療に有効な方法を見つけたと発表し、これまで思惑で買われていた関連株の利益確定売りを誘った。

東証1部の騰落数は、値上がり437銘柄に対し、値下がりが1658銘柄、変わらずが64銘柄だった。

日経平均 (N225)

終値      22971.94 -233.24

寄り付き    22874.27

安値/高値   22,775.92─23,023.73

TOPIX (TOPX)

終値       1672.66 -11.78

寄り付き     1660.66

安値/高値    1,656.33─1,677.23

東証出来高(万株) 135797

東証売買代金(億円) 25654.04

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます