本日のマザーズ指数は反落となった。
前日の米国株式市場では、中国政府による景気支援策が好感され、主要3指数は揃って上昇。
なかでも、S&P500とハイテク比率の高いナスダックは過去最高値を更新。
為替相場でも、1ドル=111円台と約9ヶ月ぶりの円安水準を回復したこともあり、東京市場でテクノロジー関連が多いとされるマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。
しかし、円安進行が一服するなか、新型肺炎の拡大懸念も改めて意識され、次第にマザーズ銘柄に対する戻り売りの動きも優勢になった。
物色としても、マザーズ市場の主力級銘柄が総じて弱含んだ。
なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で798.48億円。
騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり209銘柄、変わらず17銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、PSS (T:7707)が10%安になったほか、ステムリム (T:4599)やスペースマーケット (T:4487)がそれに続いて大幅安に。
売買代金上位銘柄では、Aiming (T:3911)、メルカリ (T:4385)、そーせい (T:4565)、アンジェス (T:4563)、ミクシィ (T:2121)、サンバイオ (T:4592)、TKP (T:3479)、GNI (T:2160)、ギフティ (T:4449)、UUUM (T:3990)が下落。
一方で、Amazia (T:4424)、メドレー (T:4480)、フリー (T:4478)、AIinside (T:4488)、PKSHA (T:3993)、サーバーワークス (T:4434)は上昇した。