40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ドーン Research Memo(5):2020年5月期は5期連続増収増益を予想

発行済 2020-02-21 15:05
更新済 2020-02-21 15:21
© Reuters.  ドーン Research Memo(5):2020年5月期は5期連続増収増益を予想

■今後の見通しドーン (T:2303)の2020年5月期通期の業績予想は、売上高で前期比15.3%増の1,030百万円、営業利益で同28.5%増の257百万円、経常利益で同27.3%増の261百万円、当期純利益で同18.6%増の185百万円と好調だった上期実績を反映して上方修正された。

実現されれば5期連続の増収増益となる。

2020年5月期もクラウドサービスの高い成長を見込んでおり、クラウドサービスの利用料収入は既存顧客(自治体)の定常収入に加え、新たな契約の獲得に伴う増収が期待できる。

政府が全省庁のシステムを2020年秋から順次クラウドに切り替える方針を出していることも追い風となりそうだ。

主力の「NET119緊急通報システム」に関しては、2018年3月に総務省消防庁から各都道府県の消防に対して早期導入についての通知、2018年12月からは各都道府県の消防に対して未導入地域の解消を促すための地域別導入状況の公表が行われており、運用に要する経費の地方交付税措置などのバックアップ体制も整っている。

また全国的に自然災害が多発するなか、同社のクラウド型災害情報共有サービス「DMaCS」の有効性が検証されており、自治体での横展開の進展に期待がかかる。

下期に納期を迎える受託開発に関しては、地方自治体の防災・防犯関連システムなどで受注が拡大しており2020年5月期も増収に貢献しそうだ。

営業利益率に関しては、前期以上の25.0%(前期は22.4%)を予想している。

クラウドサービスの売上構成比が4割を超えての着地が予想される中で、収益性がさらに向上しそうだ。

同社の売上高及び各利益は顧客の決算期に連動し、下期(第4四半期)に偏る。

2020年5月期は売上高の第2四半期進捗率が42.4%(前年同期は36.0%)、営業利益の第2四半期進捗率が41.7%(同8.0%)と例年以上に上期が好調だった。

ストック型ビジネスであるクラウドサービスが安定成長する中で、下期(第4四半期)もこうした流れが継続し、利益が上積みされれば、2020年5月期通期では業績のさらなる上振れが期待できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます