[東京 27日 ロイター] - 道路舗装大手の前田道路 (T:1883)は27日、JXTGホールディングス (T:5020)の子会社で同業のNIPPO (T:1881)と資本業務提携の協議を始めると発表した。5%程度の政策株の保有を検討する。
前田道に対しては、前田建設工業 (T:1824)が敵対的な株式公開買い付け(TOB)を実施している。
前田道は、前田建のTOBで連結子会社となるよりも自社の少数株主にとってメリットのある企業価値向上策を検討してきたと説明。複数策を慎重に検討した結果、幅広いシナジー効果が期待できるNIPPOとの提携が「最善の策であり、株主共同の利益の実現に最も寄与する可能性が高い」と判断したとした。
*内容を追加しました。
(青山敦子 編集:田中志保) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200227T084855+0000