本日のマザーズ指数は大幅に3日続落となった。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた前日の米国株式市場で、NYダウが過去最大の下げ幅を再び更新したことで、投資家心理も悪化し、本日のマザーズ市場には朝方から売りが先行した。
東京市場全般に一段とリスク回避姿勢が強まるなか、信用取引の追い証(追加証拠金)発生に伴う売りも相まって、マザーズ市場は全面安商状になった。
その後は、午場にかけて日経平均が下げ渋りをみせると、マザーズ銘柄の一部にも押し目買いの動きも散見されたが、相場を押し上げるには至らなかった。
なお、売買代金は概算で986.46億円。
騰落数は、値上がり16銘柄、値下がり299銘柄、変わらず1銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、ハウテレビジョン (T:7064)がストップ安になったほか、INCLUSIVE (T:7078)やレアジョブ (T:6096)などがそれに続いて大幅安に。
売買代金上位銘柄では、そーせい (T:4565)、JTOWER (T:4485)、Amazia (T:4424)、GNI (T:2160)、フリー (T:4478)、ミクシィ (T:2121)、イグニス (T:3689)、サンバイオ (T:4592)、UUUM (T:3990)が下落。
一方で、新型コロナウイルス向けワクチンの共同開発への期待の高まりが継続するアンジェス (T:4563)が13%高になったほか、メルカリ (T:4385)、Aiming (T:3911)、サーバーワークス (T:4434)、ビザスク (T:4490)なども堅調推移であった。