プロパスト (T:3236)は13日、2020年5月期第3四半期(19年6月-20年2月)決算を発表した。
売上高が前年同期比43.6%増の204.14億円、営業利益が同28.0%増の16.28億円、経常利益が同49.6%増の13.03億円、四半期純利益が同19.1%増の9.67億円となった。
分譲開発事業の売上高は前年同期比725.0%増の54.32億円、セグメント利益は同239.2%増の1.79億円となった。
自社物件としてザ・クランプルーヴ上馬(東京都世田谷区)、ドゥアージュ コラッド松濤(東京都渋谷区)及びアスデュール日本橋人形町(東京都中央区)の3物件の販売を実施した。
賃貸開発事業の売上高は前年同期比44.1%増の95.88億円、セグメント利益は同22.6%増の16.48億円となった。
首都圏を中心に用地取得から中小規模賃貸マンションの建築・販売を行っており、八丁堀7プロジェクト、西蒲田プロジェクト及び八丁堀8プロジェクト等、16プロジェクトを売却した。
バリューアップ事業の売上高は前年同期比21.8%減の53.93億円、セグメント利益は同14.1%減の5.81億円となった。
中古の収益ビルをバリューアップした上で売却しており、南馬込2プロジェクト、西久保プロジェクト及び鎌田プロジェクト等、11棟の収益ビルを売却した。
2020年5月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。
売上高が前期比31.4%増(前回予想比24.8%増)の236.49億円、営業利益が同11.9%増(同35.3%増)の15.42億円、経常利益が同26.8%増(56.2%増)の10.94億円、当期純利益が同1.8%増(同48.6%増)の7.43億円としている。