本日のマザーズ市場では、直近で株式需給の悪化した銘柄が引き続き売られる一方、個別に材料のあった銘柄や成長期待株に買いが入った。
日経平均は反落したものの、このところの大型株の手掛けづらさを背景にした中小型株物色の流れが意識されたとみられる。
マザーズ指数は前日終値を挟みもみ合ったが、終値ではプラスを確保した。
なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1840.53億円。
騰落数は、値上がり121銘柄、値下がり189銘柄、変わらず14銘柄となった。
個別では、売買代金トップのアンジェス (T:4563)やサイバーセキュリ (T:4493)、関通 (T:9326)、チームスピリット (T:4397)などが上昇。
時価総額上位ではSansan (T:4443)やラクス (T:3923)が堅調だった。
一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたTKP (T:3479)は大幅続伸。
また、新型コロナウイルス研究に関するリリースが材料視されたFRONTEO (T:2158)などはストップ高水準で取引を終えた。
一方、DELTA−P (T:4598)などは軟調で、サーバーワークス (T:4434)、NexTone (T:7094)、ALBERT (T:3906)は下落率が2ケタに上った。
また、直近上場の松屋R&D (T:7317)が大幅に反落し、下落率トップとなった。