8日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり214銘柄、値下がり11銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は大幅続伸。
7日の米国市場でNYダウは反発し、211ドル高となった。
中国の4月輸出額が増加に転じたことに加え、ハイテク関連を中心とした主要企業の決算が好感された。
また、米中摩擦を巡る懸念が後退したことも相場を押し上げた。
本日の日経平均はこうした流れを引き継いで297円高からスタート。
前場は米国の4月雇用統計の発表を前に伸び悩む場面もあったが、後場に入ると米中閣僚級の電話協議の内容が好感されて一段高となり、この日の高値で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比504.32円高の20179.09円となった。
終値で2万円台に乗せたのは4月30日以来。
オプション5月物の特別清算指数(SQ)は20073.69円。
東証1部の売買高は13億7293万株、売買代金は2兆3913億円だった。
業種別では、鉄鋼、非鉄金属、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。
下落したのはその他製品のみだった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の85%、対して値下がり銘柄は13%となった。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり1銘柄で日経平均を約60円押し上げた。
4月既存店売上が大きく減ったもののあく抜けと捉えられたようだ。
同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、KDDI (T:9433)、ファナック (T:6954)、アドバンテス (T:6857)、TDK (T:6762)などがつづいた。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはジェイテクト (T:6473)で9.21%高、同2位は住友商事 (T:8053)で8.25%高だった。
値下がり寄与トップはエムスリー (T:2413)で1銘柄で日経平均を約13円押し下げた。
同2位は中外製薬 (T:4519)となり、東京海上 (T:8766)、資生堂 (T:4911)、サイバー (T:4751)などがつづいた。
*15:00現在日経平均株価 20179.09(+504.32)値上がり銘柄数 214(寄与度+525.76)値下がり銘柄数 11(寄与度-21.44)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 51930 1660 +59.80 (T:9984) ソフトバンクG 4668 173 +37.39 (T:9433) KDDI 3175 109 +23.56 (T:6954) ファナック 17910 630 +22.69 (T:6857) アドバンテ 5370 230 +16.57 (T:6762) TDK 9370 410 +14.77 (T:6367) ダイキン 14090 400 +14.41 (T:4543) テルモ 3563 87 +12.54 (T:6971) 京セラ 5803 173 +12.46 (T:6098) リクルートHD 3149 108 +11.67 (T:7267) ホンダ 2538 137 +9.87 (T:7951) ヤマハ 4385 270 +9.73 (T:9613) NTTデータ 1131 46 +8.29 (T:8028) ファミマ 1826 57 +8.21 (T:4452) 花王 8510 189 +6.81 (T:4901) 富士フイルム 5287 185 +6.66 (T:7269) スズキ 3345 174 +6.27 (T:6645) オムロン 6700 170 +6.12 (T:6758) ソニー 6948 156 +5.62 (T:4568) 第一三共 7750 136 +4.90○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:2413) エムスリー 3930 -145 -12.54 (T:4519) 中外薬 13090 -165 -5.94 (T:8766) 東京海上 4447 -47 -0.85 (T:4911) 資生堂 6390 -15 -0.54 (T:4751) サイバー 4520 -50 -0.36 (T:5301) 東海カ 831 -9 -0.32 (T:2871) ニチレイ 2726 -16 -0.29 (T:2432) DeNA 1307 -24 -0.26 (T:2269) 明治HD 7550 -30 -0.22 (T:4689) ZHD 435 -6 -0.09 (T:9532) 大ガス 2061 -5 -0.04