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カイカ Research Memo(7):新型コロナで深刻な影響がおよぶ可能性は低い

発行済 2020-05-15 20:17
更新済 2020-05-15 20:21
カイカ Research Memo(7):新型コロナで深刻な影響がおよぶ可能性は低い
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■全社レベルでの業績動向・財務の安全性についてCAICA (T:2315)の20年10月期計画売上高8,044百万円、営業利益350百万円には、クシムの同期計画売上高1,871百万円、営業利益144百万円が含まれている。

株式売却のタイミングにもよるが、この内半期分については連結決算の対象でなくなる可能性が高く、計画比では下振れ要因となる。

他の情報サービス事業、仮想通貨関連事業、金融商品取引事業でも新型コロナの影響は否定できないが、これまで見てきた通り深刻な影響が及ぶほどではないと思われる。

クシム株式の一部売却で財務の安全性は高まるクシム株式の売却で10億円程度の現金が得られれば、現預金は1月末の21億円と合わせて31億円となる。

有利子負債は19年10月期末時点で社債6.3億円と借入金約26億円が残っていたが、20年10月期、21年10月期に返済期限を迎えるものは合計約13億円で、上記株式の現金化で安全性は高まったといえよう。

(執筆:フィスコアナリスト)

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