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KADOKAWA---20年3月期は大幅な増益、電子書籍・電子雑誌が過去最高の売上高

発行済 2020-05-18 18:11
更新済 2020-05-18 18:21
© Reuters.  KADOKAWA---20年3月期は大幅な増益、電子書籍・電子雑誌が過去最高の売上高
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KADOKAWA (T:9468)は14日、2020年3月期連結決算を発表した。

売上高が前期比1.9%減の2,046.53億円、営業利益が同198.7%増の80.87億円、経常利益が同108.9%増の87.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益が80.98億円(前期は40.85億円の損失)となった。

出版事業の売上高は前期比1.2%増の1,173.03億円、セグメント利益(営業利益)は同13.9%減の62.48億円となった。

電子書籍・電子雑誌は、市場動向を踏まえた機動的なマーケティング施策が奏功し好調に推移し、当期は過去最高の売上高となった。

映像・ゲーム事業の売上高は前期比0.04%増の483.14億円、セグメント利益(営業利益)は同13.2%減の34.01億円となった。

北米、中国に向けたアニメ等の海外権利許諾による収入が好調に推移した。

また、IPを活用し、他社が配信するオンラインゲームとのコラボレーションによる権利許諾等が収益貢献した。

加えて、ゲーム「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」が国内外共に好調に推移し、大きく収益に貢献した。

Webサービス事業の売上高は前期比4.3%減の247.39億円、セグメント利益(営業利益)は27.88億円(前期は25.76億円の損失)となった。

「ニコニコチャンネル」の有料会員数が117万人(前期末は95万人)まで増加した。

前期より続く事業構造改革の推進し、外注費、通信費等を中心に費用が減少している。

2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大により不確実性が高いことから、開示していない。

今後、業績予想の合理的な算出が可能となった時点で、速やかに開示する。

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