[東京 23日 ロイター] - 23日の東京株式市場は、ソフトバンクグループ (T:9984)が上値を追う展開となっている。米携帯電話サービス大手TモバイルUS (O:TMUS)の株式売却決定を受けて買い優勢となり、コロナショック直前の2月21日高値5711円に迫るとともに、同12日の年初来高値5871円を視界にとらえてきた。
ソフトバンクグループは23日、保有するTモバイルUSの株式を同社に売却することを決定したと発表した。売却株式数や売却価格などは米東部時間23日に決定する。
対象は最大1億9831万4426株で、受け渡し完了は米東部時間26日。最大4.5兆円の保有資産売却の一環で、最大2兆円の自己株式取得に加え、残額を負債の償還、社債の買い入れなどに充当する予定だ。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200623T003548+0000