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使用済みプラスチックの再資源化、異業種12社が共同出資会社設立

発行済 2020-06-30 18:59
更新済 2020-06-30 19:00
© Reuters.

[東京 30日 ロイター] - サントリーホールディングス[SUNTH.UL]は30日、東洋紡 (T:3101)やレンゴー (T:3941)、アサヒグループホールディングス (T:2502)など12社が共同出資で、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む新会社を設立したと発表した。2027年の実用化を目指している。

新会社は「アールプラスジャパン」(東京都港区)。サントリーが、米バイオ化学ベンチャー企業・アネロテック社と植物由来原料100%使用ペットボトルの共同開発に取り組む中で、使用済みプラスチックの再資源化技術の開発可能性を見出すことができたという。新会社は、アネロテック社と技術開発を進めることになる。

同社は広く出資を募っており、現在、住友化学 (T:4005)なども出資の検討を進めている。

サントリーグループは、2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材・植物由来素材のみを使用し、化石由来原料の新規使用をゼロにする目標を掲げている。

(清水律子) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200630T095831+0000

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