本日のマザーズ市場では、週末を控えた買い戻しや自律反発に期待した買いが優勢となった。
前日のマザーズ指数は5%近く下落し、直近6日では10%を超える下落となっていた。
本日は小安くスタートしたのちに上げ幅を拡大し、3%を超える上昇で取引を終えた。
ただ、990pt近辺に位置する5日移動平均線には届かず、やはり自律反発の域を出ない感はある。
なお、マザーズ指数は7日ぶり反発、売買代金は概算で1836.24億円。
騰落数は、値上がり229銘柄、値下がり86銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、メルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、弁護士コム (T:6027)などの時価総額上位が軒並み堅調で、三菱Uリース (T:8593)との資本業務提携を発表したJTOWER (T:4485)は10%近い上昇。
ただ、売買代金トップのアンジェス (T:4563)や同2位のPSS (T:7707)は小幅高にとどまった。
ネットショップ作成支援のBASE (T:4477)は大幅に4日続伸し上場来高値更新。
初値高騰による反動から売られていたコマースワン (T:4496)などの直近IPO(新規株式公開)銘柄は大きくリバウンドし、グッドパッチ (T:7351)はストップ高。
GMOメディア (T:6180)やGMOTECH (T:6026)も急反発し、ストップ高を付けた。
一方、SOSEI (T:4565)やすららネット (T:3998)は手仕舞い売り優勢で、ピースリー (T:6696)などが下落率上位に顔を出した。