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ODK Research Memo(5):2021年3月期通期業績予想は増収・減益、成長戦略投資負担増を見込む

発行済 2020-07-27 15:05
更新済 2020-07-27 15:41
© Reuters.  ODK Research Memo(5):2021年3月期通期業績予想は増収・減益、成長戦略投資負担増を見込む
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■今後の見通し1. 2021年3月期連結業績予想の概要ODKソリューションズ (T:3839)の2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.8%増の5,500百万円、営業利益が同10.3%減の470百万円、経常利益が同11.4%減の490百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.7%減の330百万円を見込んでいる。

引続き、主力である教育向け及び金融関連サービスの拡大に注力するほか、一般事業法人向けでは、医療関連サービスのほか、新規チャレンジ領域としてカスタマーマネジメントツール『pottos』の拡販などを目指す。

増収の要因は、教育業務での大学入試アウトソーシングの受注増や『UCARO(R)』の拡販、証券・ほふり業務及びマイナンバー関連サービスでの受注増等が増収に貢献するためである。

一方、増収ながら減益になる要因は、教育関連・証券関連で一定の増収を見込む一方で、成長投資拡大による外注費用やソフトウェア減価償却費の増加、などを挙げることができる。

なお、成長投資負担増についてはある程度は管理可能費でもあり、2021年3月期業績予想はやや保守的な利益計画で、おおむね前期と同等の利益水準を確保できる可能性があると弊社では想定している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)

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