本日のマザーズ市場は、朝方こそ前日の米ハイテク株高を受けて買いが先行したものの、その後売りに押される展開となった。
東証1部市場では英製薬大手との提携が好感された第一三共 (T:4568)が大きく上昇し、コーエーテクモ (T:3635)などの好決算銘柄も急伸。
このところマザーズ指数のもち合いが続いていることもあり、短期での値幅取りを狙った物色が東証1部銘柄にシフトしたとみられる。
なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で1500.02億円と4月23日以来の低水準だった。
騰落数は、値上がり93銘柄、値下がり223銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、時価総額上位の弁護士コム (T:6027)が5%超の下落。
前日発表した第1四半期決算はテレビCM実施等で大幅減益となった。
先週上げの目立っていたAimingやPSS (T:7707)は手仕舞い売りがかさみ、下落率上位に並んだ。
GMO−FG (T:4051)やアンジェス (T:4563)も軟調だった。
一方、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)、売買代金上位のBASE (T:4477)やマクアケ (T:4479)は上昇。
フィーチャ (T:4052)が大幅続伸し、Vデザイン (T:3960)やコパ (T:7689)はストップ高水準で取引を終えた。