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HUグループ Research Memo(3):臨床検査のバリューチェーン

発行済 2020-08-31 15:03
更新済 2020-08-31 15:21
© Reuters. HUグループ Research Memo(3):臨床検査のバリューチェーン

臨床検査の領域においては、大きく2つのバリューチェーンが存在する。

1つ目は検査の受託、2つ目は検査薬の製造販売だ。

冒頭でも触れたビー・エム・エルとファルコホールディングスは前者、栄研化学 (T:4549)、カイノス (T:4556)、医学生物学研究所 (T:4557)などの上場企業は後者に属する。

なお、簡素化した両者の事業の流れとして、検査薬の製造販売は、マーケティング → 研究 → 開発 → 調達 → 生産 → 販売となる。

検査の受託については、集荷 → 検査 → 報告 → 分析 → データ活用となる。

ここでH.U.グループホールディングス (T:4544)の設立経緯を改めて確認することで、同社のバリューチェーンの観点からの強みが明らかになる。

同社は、エスアールエルと富士レビオの2社の経営統合により、2005年に設立されたヘルスケアグループだ。

エスアールエルは臨床検査の受託サービス、富士レビオは臨床検査に使用する試薬・機器の製造販売をそれぞれ行う。

つまり、試薬のマーケティング段階から検査結果のデータ活用まで、言い換えれば臨床検査における上流から下流までの連続した、同業他社にはないバリューチェーンを有している点に特徴がある。

(執筆:フィスコアナリスト)

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