本日のマザーズ市場では、終日買い優勢の展開が続いた。
米ハイテク株を中心に海外株が値上がりし、個人投資家のマインドが上向いた。
また、引き続き菅新政権への期待も個人投資家の物色意欲を刺激したようだ。
新興株中心のマザーズ指数は日経平均などと比べると9月末の配当落ちの影響が小さかった。
なお、マザーズ指数は大幅反発。
終値では3%を超える上昇となり、年初来高値を更新した。
2018年3月以来の高値水準となる。
売買代金は概算で1908.95億円。
騰落数は、値上がり252銘柄、値下がり58銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、メルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、ラクス (T:3923)といった時価総額上位がいずれも堅調。
売買代金上位ではBASE (T:4477)やAiming (T:3911)が買われた。
通信インフラシェアのJTOWER (T:4485)はストップ高。
NTT (T:9432)がNTTドコモ (T:9437)を完全子会社化するとの報道を受けて思惑が広がったようだ。
ログリー (T:6579)などもストップ高水準で取引を終えた。
一方、直近IPO(新規株式公開)銘柄のトヨクモ (T:4058)やIne (T:4933)は換金売りがかさんだ。
海帆 (T:3133)やフェイスNW (T:3489)もIneなどとともに下落率上位に顔を出した。
なお、rakumo (T:4060)は上場2日目の本日、公開価格の約3倍となる初値を付けた。
また、本日マザーズに新規上場したヘッドウォーター (T:4011)は買い気配のまま初値が付かなかった。