クリーク・アンド・リバー社 (T:4763)は8日、きづきアーキテクトの第三者割当増資を引き受け、子会社化することを発表。
クリーク・アンド・リバー社は、映像、ゲーム、Web、広告・出版、医療、法曹、建築などの17分野で、プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開している。
きづきアーキテクトは、世界有数のコンサルティングファームとされるローランド・ベルガーの前グローバル共同代表兼日本代表を務めた長島聡氏が設立。
長島氏は、製造業を中心に事業構想立案やDX導入などのプロジェクトを手がけ、豊富な実績を有している。
今回の株式取得により、クリーク・アンド・リバー社が有する独自のプロフェッショナル・ネットワークと、きづき社の事業構想力とを融合し、新規事業の加速度的な推進等を通じて、グループとしての企業価値向上を目指していくという。
協業の第1弾として、クリーク・アンド・リバー社が東京都と協働してスタートアップ企業等を支援する事業者に選ばれている、東京都の「5G技術活用型開発等促進事業」において、きづきアーキテクトのノウハウを活用。
VR・AR、大容量映像伝送システム、自動運転関連など、5G技術を活用したイノベーションの創出や、新たなビジネスの確立を促進していくとしている。
払込日は、2020年10月30日を予定。
割当株式数は2,100株(議決権所有割合:70%)である。
1株当たり47,620円で、調達資金額は約1.00億円。
きづき社の資本金は0.09億円。