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マザーズ指数は反発、出遅れの直近IPO銘柄や材料株などを中心に物色意欲旺盛

発行済 2020-11-09 16:01
更新済 2020-11-09 16:21
© Reuters.  マザーズ指数は反発、出遅れの直近IPO銘柄や材料株などを中心に物色意欲旺盛

 本日のマザーズ指数は反発となった。

主力市場同様に新興市場でも買いが先行して取引を開始。

マザーズ指数は上昇して始まると、その後はきょうの高値圏でもみ合う展開に。

後場に一時弱含む場面もあったものの、大引けにかけて再び上げ幅を広げており、基本的には出遅れの直近IPO銘柄や個別材料株などを中心に物色意欲は旺盛な1日だった。

なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で2395.20億円。

騰落数は、値上がり231銘柄、値下がり92銘柄、変わらず8銘柄となった。

 個別では、大引けにかけて下げ幅を広げたカラダノート (T:4014)がマザーズ売買代金トップにランクイン。

カラダノートの他、Retty (T:7356)やプレミアアンチエイジング (T:4934)など直近IPOは売り買いが交錯。

ただ、その一方で、ヘッドウォータース (T:4011)、サンアスタリスク (T:4053)、グッドパッチ (T:7351)など出遅れ気味の直近IPO銘柄へ資金が向かった。

第3四半期決算でトップラインの伸びが評価されたJIG-SAW (T:3914)、国内証券による強気格付けが観測されたミンカブ (T:4436)、民主党のバイデン氏が勝利宣言を行ったことで再生エネルギー関連の一角として短期資金が向かったエヌ・ピー・シーなども大幅高。

その他、ラクス (T:3923)、JTOWER (T:4485)、Jストリーム (T:4308)、メドレー (T:4480)、ケアネット (T:2150)などが買われた。

一方、非開示だった20年12月期予想が赤字転落見通しと発表したスペースマーケット (T:4487)の他、すららネット (T:3998)、マクアケ (T:4479)、GMOフィナンシャルゲート (T:4051)、ユーザベース (T:3966)などが売られた。

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