[東京 17日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比136円52銭高の2万6043円45銭となり、続伸してスタート。2万6000円を回復し、1991年6月以来、約29年ぶりの高値水準での推移となっている。新型コロナウイルスのワクチンに関する新たな明るいニュースを受け、米国株式市場で主要3指数が続伸した流れを引き継ぐ展開となっている。
米バイオ医薬大手のモデルナ (O:MRNA)が16日、新型コロナワクチンの後期臨床試験(治験)で94.5%の効果が確認されたとする暫定結果を発表したことを受け、米国株式市場は主要3指数が続伸、S&P総合500種 (SPX)とダウ工業株30種 (DJT)は終値での最高値を更新した。
東証33業種では、空運業、保険業、鉄鋼などの20業種が値上がり。精密機器、情報・通信業、食料品などの13業種は値下がりとなっている。