[ワシントン 23日 ロイター] - 米運輸保安局(TSA)によると、22日の航空旅客数が104万7000人と3月中旬以降で最多となった。前年同日比では約60%減だが、100万人を突破したのは直近3日間で2回目。
3月16日以降で100万人を突破したのは3日のみ。最初は10月18日で、103万1000人だった。
米疾病対策センター(CDC)は19日、米国民に対し26日から始まる感謝祭の休暇中の旅行を避けるよう呼び掛けたが、数百万人が従わず、新型コロナウイルスの感染拡大を加速させている。
米国の1日当たり新規感染者数は平均で16万8000人と過去最多。死者数の1週間平均は12日連続で増加し、23日時点で1500人に達した。
入院者数は過去2週間で約50%急増。感染者数は累計1200万人、死者数は25万5000人となっている。
ニューヨーク州のクオモ知事は休暇中の集会を避け、外出自粛を要請するとともに、パンデミック初期に同州の死者数が1日当たり800人に上ったことを思い出すよう呼び掛けた。同州では入院者数が過去3週間で122%増加したという。
ペンシルベニア州では、検査の陽性率が先週25%となった。保険当局者は州内の集中治療室(ICU)が1週間以内に満床になる可能性があると警告した。
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