[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26468.52;+302.93TOPIX;1781.12;+18.72[寄り付き概況] 25日の日経平均は302.93円高の26468.52円と続伸して取引を開始した。
前日24日の米国株式相場は続伸。
ダウ平均は454.97ドル高の30046.24ドル、ナスダックは156.15ポイント高の12036.79ポイントで取引を終了した。
ワクチンの実用化期待やバイデン氏への正式な政権移行開始で政治的な不透明感が緩和、さらに次期財務長官に選出されたイエレン前FRB議長が大規模財政策を支持するとの期待で、来年の経済活動本格化を織り込む買いに寄り付きから上昇。
終日強い展開となり、ダウは3万ドルの大台に乗せ史上最高値で引けた。
米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。
日本でも新型コロナワクチンの実用化、普及による経済活動の本格的な再開への期待感が株価支援要因となった。
一方、国内で新型コロナ感染拡大が止まらず、感染が拡大している札幌市、大阪市の「GoToトラベル」一時除外を決定するなど、足元の景気停滞への懸念が強く、株式市場の上値抑制要因となり、また、このところの急ピッチな株価上昇で高値警戒感も意識されているが、寄り付き段階では買いが優勢だった。
なお、今日はMITホールディングス (T:4016)がジャスダックに上場した。
セクター別では、鉱業、鉄鋼、海運業、空運業、非鉄金属などが値上がり率上位、電気・ガス業、パルプ・紙、食料品が値下がりしている。
東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ (T:9983)、ソフトバンクG (T:9984)、ホンダ (T:7267)、村田製 (T:6981)、アドバンテスト (T:6857)、三菱UFJ (T:8306)、オリックス (T:8591)、JR東海 (T:9022)、コマツ (T:6301)、日本電産 (T:6594)、キヤノン (T:7751)、OLC (T:4661)、武田薬 (T:4502)、資生堂 (T:4911)などが上昇。
他方、任天堂 (T:7974)、エムスリー (T:2413)、レーザーテック (T:6920)、ソフトバンク (T:9434)、富士通 (T:6702)、チェンジ (T:3962)、コスモス薬品 (T:3349)などが下落している。