本日のマザーズ市場では、週末を前に利益確定の売りが続いた。
東証1部市場では東エレク (T:8035)やエムスリー (T:2413)といった主力グロース(成長)株の下げが目立ち、新興株にとってもこうした流れが逆風になったとみられる。
一方、売り一巡後は買い戻しの動きもあったようで、マザーズ指数は後場に入ると下げ渋った。
日足チャート上で1200pt台に位置する25日移動平均線や75日移動平均線を下値支持線として意識する向きもあったようだ。
なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1843.82億円。
騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり219銘柄、変わらず14銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)、ラクス (T:3923)、JMDC (T:4483)や、売買代金上位のJTOWER (T:4485)、Jストリーム (T:4308)、マクアケ (T:4479)などが軟調。
今週に入って戻り歩調だったニューラル (T:4056)だが、本日は一転売りに押され10%超の下落。
また、バリュエンス (T:9270)はストップ安水準で取引を終えた。
一方、時価総額上位ではフリー (T:4478)、売買代金上位ではBASE (T:4477)などが上昇し、エヌ・ピー・シー (T:6255)やAIinside (T:4488)も小幅ながらプラスを確保した。
また、環境車関連物色の流れから大泉製 (T:6618)が上昇率トップとなった。