[8日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は8日、カリフォルニア州からテキサス州に転居したことを明らかにした。テスラの新工場と、スペースX事業に、より焦点を合わせるためという。
マスク氏は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙のマット・マレー編集局長とのインタビューで転居を確認。「現在取り組んでいる2つの最大の案件は、テキサス南部におけるスターシップ開発とテスラの大規模工場だ。(カリフォルニア州での)時間は必ずしも大いに有意義とはいえなかった」と述べた。
テキサス州は個人所得税を徴収していない一方、カリフォルニア州は全米でも高水準の税率となっており、世界で2番目の富豪であるマスク氏にとって、テキサスへの転居は税制面でも有利となる可能性があるとみられている。
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