本日のマザーズ市場では、週末を前に利益確定売り優勢となった。
また、東証1部売買代金が1年ぶり低水準となったのと同様、マザーズ売買代金も前日から大幅に減った。
ただ、売りがかさんだのはこのところ賑わっていた直近IPO(新規株式公開)銘柄が中心で、時価総額上位銘柄の一角が買われてマザーズ指数はプラス圏に浮上する場面もあった。
なお、マザーズ指数は3日ぶり反落、売買代金は概算で1730.60億円。
騰落数は、値上がり126銘柄、値下がり202銘柄、変わらず14銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)、ラクス (T:3923)、AIinside (T:4488)などが軟調。
売買代金上位では22日上場のウェルスナビ (T:7342)、21日上場のいつも (T:7694)、16日上場のバルミューダ (T:6612)といった直近IPO銘柄が売られた。
また、下落率上位にも17日上場のプレイド (T:4165)、24日上場の東京通信 (T:7359)などの直近IPO銘柄が並んだ。
一方、時価総額上位ではJMDC (T:4483)が堅調で、フリー (T:4478)は小幅に上昇。
売買代金上位では18日上場のココペリ (T:4167)が続伸した。
また、23日上場のエネチェンジ (T:4169)が上昇率トップとなったほか、トランスG (T:2342)は連日でストップ高を付けた。
なお、本日マザーズに新規上場したファンペップ (T:4881)は公開価格を10%上回る初値を付けた。