40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

UBS、第4四半期は137%増益 富裕層向け事業が好調

発行済 2021-01-26 17:08
更新済 2021-01-26 17:09
© Reuters. UBS、第4四半期は137%増益 富裕層向け事業が好調

[チューリヒ 26日 ロイター] - スイスの金融大手UBSが26日発表した2020年第4・四半期決算は137%の増益となった。顧客の取引活動が高水準だったことが寄与した。

第4・四半期の純利益は17億0800万ドル。同行がまとめたアナリスト予想の中央値9億6600万ドルを大幅に上回った。

富裕層・超富裕層の間で融資や取引の需要が好調だったことに加え、投資銀行部門の活動も拡大した。通期では54%の増益となった。

同行は取締役会が1株当たり0.37ドルの配当を提案する方針だと表明。今四半期は11億ドル相当の自社株買いを実施する計画。

40億スイスフラン(45億ドル)を上限とする新たな自社株買い(期間3年)も開始する予定。同行は株主還元策として、以前より自社株買いを重視している。

UBSの大きな収益源は、富裕層向けの助言・資金管理サービス。国際的な投資銀行業務・資産運用業務も継続しているが、リテール・法人金融は国内市場でのみ展開している。

2020年はこうしたビジネスモデルが奏功した。富裕層向けの融資や住宅ローンはリスクが低く、多くの銀行に比べ損失が少なかった。

通期の純貸倒損失費用は6億9400万ドル。スイス部門を除くすべての部門が、新型コロナの流行に伴う利益を計上した。

第4・四半期は、ウェルス・マネジメント部門が22%の増益。融資が増えたほか、取引が引き続き高水準だったことが寄与し、低金利の影響を相殺した。

富裕層からの新規の顧客資金流入は211億ドル。同部門の投資資産は3兆ドルに増加した。

一方、投資銀行部門は、第4・四半期の税引き前利益が5億2900万ドルと、前年同期の赤字から黒字転換した。トレーディング業務とアドバイザリー業務が2桁の増収を記録。コスト削減も寄与した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます