40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

マツダ、脱炭素に向け新車種投入へ 25年までEV3車種

発行済 2021-06-17 15:22
更新済 2021-06-17 15:27
© Reuters.     マツダは17日、2030年に向けた新技術や商品の開発方針を発表した。電気自動車(EV)は25年までに3車種、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)

[東京 17日 ロイター] - マツダは17日、2030年に向けた新技術や商品の開発方針を発表した。電気自動車(EV)は25年までに3車種、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)は5車種ずつ販売する予定。日本、欧州、米国、中国、東南アジア諸国連合を中心に順次展開する。

丸本明社長は5月、30年に生産する車両のEV比率目標を従来の5%から約25%に引き上げると表明し、世界で車両の100%電動化を掲げた。脱炭素への機運が高まる中、EVの展開を加速する。

マツダはこの日、オンラインによる説明会を開いた。廣瀬一郎専務執行役員はEVの開発について、トヨタ自動車、デンソーと3社で設立したEV共同開発会社で手掛けた基盤技術を活用し、「マツダ単独で開発を進める」と述べた。

車格や車体のサイズに合わせて柔軟に変更できるEV専用プラットフォーム(車台)も導入し、25年ごろから30年にかけて投入するEVで展開する。

カーボンニュートラルの実現は、生産工程も含めた商品のライフサイクル全体で脱炭素対策が求められるが、小島岳二常務執行役員は「(車両の)電動化と電力のグリーン化は表裏一体」と指摘。EVをどこで生産するかを「電力会社と協力しながら検討している」と話した。

マツダは昨年、同社初となる量産型EV「MX─30」を欧州で発売し、今年に入り日本でも投入した。欧州と日本市場向けは宇品第1工場(広島市)、中国向けは現地生産となっている。

HVは、トヨタから技術提供を受けるモデルや独自にロータリーエンジンを活用したモデルも計画する。PHVには発電用としてロータリーエンジンを活用した「MX─30」を含む。

22年からは独自の運転支援技術を導入する。運転者が体調不良を起こした場合に自動運転走行に切り替え、自動車専用道路で路肩へ退避できるようにしたり、一般道で同一車線での停車をできるようにする。25年以降には一般道でも路肩への退避ができるよう進化させる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます