台湾積体電路製造（TSM）の株価は水曜日、同社の第2四半期の売上高が増加したとの発表を受けて値上がりした。この上昇は、人工知能技術の継続的な拡大が、データ・ストレージ設備への世界的な投資の増加につながったことに起因している。
エヌビディア（NVDA）やアップル（AAPL）向けの最先端プロセッサーの唯一の生産者であるTSMCは、6月の売上高を2,079億台湾ドルと発表した。この売上高は6月期の売上高の40％増に寄与し、6,735億台湾ドルとなり、予測平均成長率35.5％を上回った。
米国で取引されている同社の株式は、株式市場が開く前に1.7％上昇した。
スマートフォンの販売減を人工知能プロセッサーの需要が補い、市場回復の兆しが見えてきた。
TSMCをはじめとする台湾の人工知能関連銘柄は、台湾をめぐる米中間の政治的緊張が続いているにもかかわらず、Taiex指数を過去12ヵ月で40%以上上昇させた。
米国では、半導体メーカーの株価は77％以上上昇し、一般株式市場よりも好調なパフォーマンスを示している。
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