ダーデン・レストランツ（NYSE:DRI）は2025年度第1四半期の業績を発表し、アナリスト予想を下回る結果となったものの、通期見通しを維持し、売上傾向が改善していることを指摘したことから、株価は6.33%上昇した。
オリーブガーデンやロングホーン・ステーキハウスを傘下に持つ同社の調整後1株当たり利益は1.75ドルで、コンセンサス予想の1.84ドルを下回った。売上高は28億ドルで、アナリスト予想の28.1億ドルをわずかに下回ったものの、前年同期比1%増となった。
ダーデンの総売上高の伸びは、42店舗の純増によるもので、既存店売上高が1.1%減少したことを相殺した。ロングホーン・ステーキハウスは既存店売上高が3.7%増加と好調だった一方、オリーブガーデンは2.9%減少した。
ダーデンのリック・カルデナス社長兼CEOは、「第1四半期は期待を下回る結果となりましたが、当社の事業の強さを固く信じています」と述べ、7月の「来店客数の大幅な減少」以降、売上傾向が改善していることを指摘した。
同社は2025年度の見通しを再確認し、1株当たり利益を9.40ドルから9.60ドルと予想している。この見通しには、買収手続き中のChuy'sの影響は含まれていない。
ダーデンのラジ・ヴェンナムCFOは、「7月の来店客数の大幅な減少により、第1四半期の利益は予想を下回りました。7月の軟調の後、売上傾向は継続的に改善しています。この回復と、残りの会計年度をサポートするための計画されたイニシアチブを考慮し、2025年度のガイダンスを再確認しています」と述べた。
ダーデンは四半期中に1億7,200万ドルの自社株買いを実施し、1株当たり1.40ドルの四半期配当を発表した。
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