[ソウル 10日 ロイター] - 韓国のLG電子は10日、第2・四半期の営業利益を21%下方修正した。米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の電気自動車(EV)「シボレー・ボルトEV」のリコール費用引き当てを反映させた。
当初の発表は1兆1000億ウォン。これを8780億ウォンに修正した。
LG電子は、LGエネルギーソリューションの電池を使用したバッテリーモジュールをGMに供給している。同型車で2件の火災が発生したことを受け、GMは7月、全世界で約6万9000台の「シボレー・ボルトEV」の2度目のリコールを発表した。
LG電子の担当者は「GM、LG電子、LGエネルギーソリューションによる共同調査に全面的に協力し、円滑なリコールプロセスを確保する」と語った。